★配信&real Live
Ticket : https://twitcasting.tv/c:daisybar_shimokita/shopcart/31586

日程:2020.11.1(日)
時間:18:00
出演:
Azalea
kirye
…and more!!

映像:カメラ4台配信
出力:PAミックスステレオアウト

視聴チケット:¥2000(税込)

※お目当ての出演者を購入時のコメントよりお知らせください。

視聴期間:配信日より2週間
※チケットをご購入頂いた方は、視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。
※開催日と開催日以降は
コンビニ決済とペイジー決済を利用して購入することができなくなります。
クレジットカード、ネット銀行、Amazon Payにてご購入ください。

注意事項:
・映像や音声の無断転載禁止。
・ご購入後のキャンセルまたは変更はできませんのでご了承ください。

お問い合わせ:
info@daisybar.jp
※コメント欄からのお問い合わせには対応できません。

皆の衆、こんにちは。
Twitterを軸にしてきた弊バンドですが、公式HPを作りました!
結構Twitterをやっていない方って多いし、
音源やらMVやらの情報がまとまっていたほうが見やすい、
というお声をいただいたこともあり。

あと10/1発売の「NETAMI」もHPメニューの「SHOP」から
買えちゃう。すごい。魔法か?

更新頑張っていきます!刮目せよ!
「カメの世話もできなかったやつがちゃんと更新できるのか?」

Gt.と主犯:vmgf

遠くなった面影と消えかかった声が、
脳裏から消えない夜の目印だ。
誰にも今更に、助けられやしない。
僕がここで声を上げたとして。

色彩の剥げ落ちた、あの額縁の片隅に、
一人朽ち果てていく君の面影をしまい込んで。

言葉の重さを知るたびに、形を失う幸せ。
大人になれないままのあの日の君から続く時間が、
落とした影を辿る指のように。世界をかたどる指のように。
そっと君が差し出す時間に触れた。
無くした日々を追うように。

思い込んでいた。
こんな時間にもいつか、終わりが来るはずだと。

一人きりで歩いていくことを、忌み嫌うわけではないと。
部屋の隅で埃被った、君の声を覚えている。

壊れかけたものを置き去りにして、形を失う時間を、
いつまでも手の中に握りしめて。

燃える砂の中へ。
冷えた雨の中へ。
景色は今日も変わっていく。

僕は知っている。自分の居る意味を。
君を追いかけて、ここで眠るよ。
月日が過ぎて、声が途切れて。
あの約束、薄れてゆくけれど。

別れの理由を探す夜は、重ねた声ごと、かき消した。
空を見ていた君も、あの夜の中。
落とした影を辿る指のように、何一つ言わないでそこにある、
そっと君が差しだす時間に触れた。
無くした日々を背にして。

君を去った者たちが残した、
かつて確かな意味を持った響き。

呼応する言葉の波に寄せて、
生まれた街を燃やす火の中で、

燃え尽きていく身体に、刻み込む言葉を這わせて。
でも歩む道の先には、灯りが今でも消えない。

誇り高き煙に渦巻かれ、
いずれ下される裁きを丘の上で待った。
語り掛ける言葉は君らを、構成するすべての愚かさの中へ。

ばらばらにほつれゆく糸を束ねて。
書き残す全てを繋ぎ止める。
道標は嘘へと変わった。

それでも。

君を求める声は今も、
あらゆる意味が抜け落ちた色の中で。
深い夜に見せた幻の続き。
そこへ全てを託して待ち続けている。

さあ、総てのものと引き換えに還る。
さあ、凡てのものを置き去りに還る。

木箱に飽和した無尽蔵な感情は、
一つ一つ生々しい温かみと手触りで、
止むことのない痛みを伴って、
擦り減らしながら鳴動を続ける。

いつか価値あるものを理解した時、
ついぞ君らがそこに見つけた居場所は、
この世界を貫く時間の中で唯一、
ただ君らのためだけの誂えのようだ。

それでいて温度も色もないその場所は、
遠い過去に置き忘れた時間のように、
失われていく響きに渦巻かれ、
君らを君らたらしめる。

いつか訪れる終わりを目掛けて、
確かな目的も正解も知らないままに、
ただ物理法則に阻まれた歌のように。

響く痛みのように、交差する記憶を閉ざす。
透明な感触で、溢れた未来を繋ぐ最適解。

僕たちは定義された時間の中で、正解を探し求めていた。
いつの日か歩みを止める時、
君にしか聴こえない歌を口ずさんで。

零れ落ちてく未来も。

どこを歩いているのかさえ、
いつか分からなくなってしまっても、
君に流れ込む痛みは意味を持ち続ける。

永遠の命題、喩えの中の正解、
響き渡る崩壊、まだ消えることのない跡、
施される愛、辿り着く悲哀、
君の一部を刈り取る音。

記憶を辿っていけば、誰かにすがって生きていた。
眼差しを今も憶えている。

流動する世界で唯一、不変のものが形作ったから、
君に流れ込む痛みは、意味を持ち続ける。

遠く滲んだ願い事も、剥がれ落ちたまま。
溶けた声が君を指して、
遠く、朝を呼んだ。

日の届かない場所で、眠る君と。

こぼれ落ちた日々を、今は誰が生きているのか。
僕は空を見ている。
君が居た季節が留まる場所で。

僕らをとらまえる混乱ですら、愛せる人間であればよかったのに。
後悔は流れ去る水のように、一片の余剰をも残すことはない。

祈る声を忘れながら、移ろう季節が。
伸びた髪を揺らすたびに、
また立ち止まった。

その声と姿へ届かない手に残る、何の意味もない温もり。
棄てられたら。

誰も触れない綺麗な悲しみを前にして、
この夢が終わること、受け入れて歩いた。

だけど君の声に、どんな慰めも及ばなくて。
歩き出した道は、君が居た季節のままだった。
僕は空を見ている。
滲んだ願い事が消えないように。

繰り返した日々から褪せていった色で、
満ちていたあの朝を探した。

くすんだ思い出も、小説の項の中。
形而上的な距離を、あの夏へと繋げる。

プルーストが運ぶ波音。
泡のように空へ、消えてなくなった。

壊れたカセット、五月の東雲、
湖畔に浮かんだ、さざめきの声。

大人になること、記憶の揺らめき、
あなたの声から、伝わる体温。

プルーストが運ぶ波音。

壁際並ぶ背表紙の中で、いまさらあなたを思い出した。